①区切りを判断して罫線を自動的に入れる

 

たとえばまぁ、

こんな表があったとします。


例えるなら、
全国各店から売上報告届くたびに、Excelにランダムに入力しちゃった…そんな感じの表です。
こんな表を渡されたら、どうしますか?

なんだかまぁバラバラ…。ますそう思いません?

並び替えたくなりませんか? ハイ、この時上司も「綺麗に並び替えて」と言いました。




でもなんで、バラバラ…って思うんでしょ?

そう見えてしまう理由は都道府県ごとにまとまっていないからじゃないですかねぇ?




ならば、都道府県順に並べ替えたらいいんじゃないの。

やってみます。



ハイできました。 結果がこちら↓




違うし。。。



(何が違うの?都道府県ごとにまとまったじゃん!?)

じゃあ、ないんですよね。


何アイウエオ順に並んでんの!? ぇ、岩手がなんで12行名にいるの!? アイウエオ順ですらないん?


…って、思うのが日本人のほとんどではないでしょうか。



ホントはどう並んで欲しかったかっていうと…

北から順に

ですね。




都道府県名で並べ替えをしても北から順にはなってくれません。

ので、

前回の投稿でお話したPDF(⇒こちら)を利用します。

厚生労働省が公開している都道府県番号をExcelに取り込んで保存しておいたので、

とりあえず、隣のシートにでも入れましょう。



B列。文字列認識になってるね。(緑色△は文字列認識です)

後で入れる関数がやりやすくなるので、今回は数値に変更しようかなぁ。

47件全選択して…

ビックリマークとこの下向き▼クリックして…


数値に変換






じゃぁ、

表のシートにもどって、先頭に1行挿入して、



挿入した先頭行に、

こちらの都道府県番号を入れたいわけです。




A列にVLOOKUP関数を入れます。



A1セルに都道府県番号って入力しときましょう。

では、改めて並べ替えをしましょう。



期待通りに並び変わりました!






※もし上司に「この番号なに?」って聞かれたら『ないと北から順になりませんのでご不要でも削除できかねます。番号の根拠は厚生労働省が定めた都道府県番号です』と答えましょう。




でも。



これで上司に「できました!」って渡すと、言われたわけです。

上司「罫線が入ってないじゃないか。」



それが、ジゴクの始まりでした(笑。



続きます