前回の続きです。
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実際のところはもっと専門性の高い用語を検索していましたが、今回は例として料理名と材料名を使っています。
アクセスって、スクールに習いに行くと『クエリ』の例題で、
例題:何歳以上~〇歳以下 を抽出してください。
なんてことがあるのですが、私は大変苦手でした。
が、
実務では、〇〇以上〇〇以下、というような条件抽出を求められた経験が一度もありません。
そんなわけで私はクエリではなく選択クエリくらいで仕事をしてきました。
いま書いている記事も、選択クエリてきな話にしかならないことをご承知おきください。
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アクセスなら選択クエリ、Excelならオートフィルタであったとしても、
情報元はデータベースの状態になっていることが重要です。
Excelならローデータと呼ぶこともあります。横一列に情報が並ぶものと習った方も多いのではないでしょうか。
Excelでデータベース…ということが腑に落ちていない人だと、
「横にきれいに並べたよ」とこんな表を寄越すことがあります。
このままではオートフィルタで『みりん』だけ抽出するとか出来ないですからね。適していません。
データベース(ローデータ)とするには、1セル1情報であるべきです。
「ローデータって横一列でしょ。1セル1情報で、横一列ならいいんでしょ」と、以下のような入力をするかたもいますが
こちらも適していません。
これでは、『みりん』を探すとしてもB列からL列まで探しに行かなくてはなりませんので、手間も時間もかかってしまいます。
もしVBAを書くとなっても大変複雑…カキタクナイ
また、B列で『牛肉または豚肉』となって1セル内に複数の情報があることもよくありません。
どうしても牛肉と豚肉の両方を載せたいならば、料理名を追加変更して「牛肉じゃが」「豚肉じゃが」とすべきです。
ローデータはこのようにまとめたいところです。
※〇〇以上〇〇以下というような抽出をしたいならば、C列は単位を別のセルにうつしたいところです。ここではB列の材料名のみをキーワード検索することを前提としているため、このままにしておきます。
次はまとめたローデータに関数を入れていきます。
…続きます。