…続きです。
とある派遣先の業務指示でした。
・毎週月曜日に
・先週1週間分の新規登録データをシステムから抽出して
・特定の文字を含む情報に色をつける
・他部署へ転送して完了
---------------------------------
社員さん「出てくる情報はみんな札幌なんだけど、東区丘珠町と中央区円山の住所の人だけ水色に塗って欲しいんだ」
私「………ハァ…。」
社員さん「いや!水色に塗ってくださいって、他部署から言われてるからね! ナンデソンナコトとか言わないでよ」
私「ああ、すいません(心の声顔に出てたか)。毎週月曜ごとに新規登録されたデータを抽出するんですね。それで、毎回何件くらい出てくるもんでしょう?」
社員さん「週次でこまめにやっているからねぇ。少ないよ。いつも10件未満しか。」
私「…と、いうことは最大10件分の枠を用意しておけば足りるのですね。」
社員さん「んん? でも10件ないこともあるわけだよ?」
---------------------------------
社員さんの期待する表の完成形はこんな感じだったわけです。
東区丘珠町と中央区円山にだけ色をつけて、
下記のように8件しかないなら8件までで表にする。
あらかじめフォーマット作成して、10件の枠を用意したことで空欄が出来たまま他部署に転送してほしくないのです。下図が社員さんの望んでないほうの表です。
※実際には勘定科目、補助科目の組み合わせだったんですけどね。やり方を再現したいだけなので今回は住所を使いました。
(そんなの、データ貼り付けてから不要な行を削除すればいいんじゃないの?)
…ま、たしかにそうなんですけどね。
この時は業務量が多かったせいか、
データを入れた後で不要な行を削除したりと後で微調整することが大変面倒に感じたので、フォーマットを作っていろいろと仕込むことにしました。
さて、
どんなフォーマットを用意したかというと…
じゃん!
(いろいろ仕込む、って言っておいて、ほぼ何も入っていないじゃん…)
そう、
何も入ってないかのように見えてしまうのが、
IF関数と、条件付き書式です。
…続きます。