効率が悪いかもだけど自分でなんとかする話

 例えばこんな、WEB上での小テストがあったとして。



こういうWEB上でのテストって、

ひととおり解答したあとすぐ「正解」がどれだったか表示されるように出来てるのがほとんどです。

やってみましょう。



どうやら私が選択したものはすべて×だったようでしたね。

で、

正解はこの青文字のかあ。

4問しかないし、解答を暗記しとこう。

で、

「やりなおす」ボタンを押して、もう一度同じ問題にチャレンジすれば、

次は全問正解とれるよね♪

…と、思って、

「やりなおす」をクリックすると…




やや!?

さっきと設問が違う!?



初回。



2回目。



さっきと同じ設問は、

電子レンジに関する問題一つしかないぃー

しかも、問題の出てきた位置も左でなく右に変わっている…




ちなみに3回目やり直すとこうなります…



1回目に出てきた設問が2つもあるけど、

1回目にも2回目にも出てこなかった新たな設問が現れたじゃないですか。




WEBテストって、こういうのあるあるですよね。

ランダムに出題されてくるやつ。

これじゃあ解答を暗記するのはちょっと厳しい。

もし、

何度やり直しても問題が同じで、

かつ出てくる順番が同じであれば、解答を覚えるの簡単じゃないですか。

1問めの答えはA…

2問めの答えはC…

を選べばいいとかねぇ。

ところがWEBテストって、

1問めとか問題番号もついてなければ、

選択肢にAとかBとか解答番号の付与もされていなかったりする。




派遣先企業で、実際こういうことがあったんですよ。

社員さん「ここで働く人はみんな、派遣の人だろうが短期の人だろうが、仕事を開始する前にWEBテストに全問正解しなくてはいけないから、頑張って」

って、言われたのだけど、

派遣先様は某研究なんとか機関であって、

WEBテストの内容も研究論文ちっくなことばかりで、

私がさっき例にあげたような文字数の少なくて身近な問題ではなくって、

専門的な内容で、かつ質問文もなっがーーーーーーーーーいの!

解答は選択形式だけども解答文もなっがーーーーーーーーーいの!

しかもランダムで出題。

ランダム10問。




私「こんな専門知識が理解できるわけはないですよ」


社員さん「でも、これを全問正解してくれないと仕事させられないから!頑張って」


と、言ってプイって横向いてみんな自分の仕事を始めてしまって…

私たちがなんどやり直しても全問正解できなくて困ってても無視ですよ。

午前中は何度やっても間違えました。

そりゃそうだ。聞いたことない専門的なことしか出てこないモン。

あ、さっきこの問題見かけたなーって気が付いても、

解答がどれだったか覚えられてない。

なんせ、

質問文の文字数もズドドドドドドドドドーっって超長い。

解答のそれぞれの選択肢の一つ一つの文字数もズドドドドドドドドドーって超長い。



私「まさか、この設問に書いてある内容を理解してないと仕事できないなんてないですよね?」


社員さん「理解なんてしなくていい!だって私たちだってこれが何のことか知らないモン!とにかく当てずっぽうでも何度も繰り返してたらそのうち10問全問正解できるから!」

…だって。



ランダムで10問でて、

さらには回答の選択肢の並び順すら変わってく。

当てずっぽうでなんか、全問正解できるの…いつよ?




私が出した対応策。

…書こう。



こういうことですね。




こうやって、ちまちまと問題文と正解を書き写しておいて、

書いてあるものは正解できるようになる、

まだ見たことないものは不正解になってもまた正答を書きためていけば、

いずれは全問正解にたどりつく。



…気が遠くなるような発想のようですが、

この方法をとってから1時間以内に全問正解に辿り着きました。




ところでこの家電の問題

問題文全文字書き写さなくっても、

この程度書き留めておけば正解できるんです。



…要点さえ書いておけばいいってやつですね。

(※家電の問題はCopilotに作成してもらいました。)






実際の派遣先様でも、最初はなっがーい問題文全文字書こうとして、
でも(ポイントだけ書けばいけるんでは?)と途中で気がついて、
それで効率があがりました。


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こんな経験、何の役に立つんだろう?

と、思っていたのですが、

最近役に立つことが、ありました。



…ポイントを押さえる。

という点です。



それは、某認定試験の勉強をしていたとき。

例えばこんな模擬問題がありました。



とか、


とか、

です。


どれも問題文めっちゃ長くないですか?



でも、この問題文を全部把握しなくてもポイントを押さえれば解答可能なんです。

ポイントは枠です。


最新のAPIがなくてPower Automate使うんならデスクトップフローが正解





問題文がズドドドドドドドドドーって長いけど、

対話型なんて言ってる時点でCopilot一択です。





顧客がセルフで…とか外部の人が自分で…なんて言い出したらPower Pagesのことです。


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私は学生時代文系で、

何でもかんでも紙に書く…教科書に書いているものだって書く…

問題も書き写す。

っていうはたから見たら効率の悪いことをしていましたが、

いまだその方法でしか勉強できません。

今回の認定試験もとにかく書いてました。

で、

気がついたんです。

自分は、書いているときにポイント押さえようとしてるんだ、って。

PL-900、MS-900認定資格の模擬問題集を書き写した紙の束